歯周病治療前のレントゲン写真
歯周病治療後のレントゲン写真

こんにちは、中津まさデンタルクリニックです。

上の写真を見比べると一枚目の写真は歯からもやもやした白いものが写っているのがわかりますね。

これは、実は歯石なのです!しかもレントゲンに写る歯石はかなり大きいです。

普段歯医者でよく受けて頂くクリーニング…。そんなクリーニングの中には色々な目的があるのですが、皆さまはご存じですか???

今日は歯周病治療についてお話させて頂きます。

★歯周病とは???

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。

さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。

★歯周病のセルフチェック

思いあたる症状をチェックしましょう!

歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い。
歯と歯のあいだの歯肉が丸く、腫れぼったい。
歯肉が、疲労時やストレスがかかっているときに腫れやすい。
歯肉が退縮して、歯と歯のあいだにすき間ができてきた。
歯が長く伸びてきた。
歯の表面を舌でさわるとザラザラする。
歯みがき時などに歯肉から出血しやすい。
起床時に口が苦く、ネバネバして気持ち悪い。
歯肉を押すと白い膿がにじみ出てくる。
歯の動揺がある。
歯と歯のあいだに食べ物が挟まりやすい。
上顎の前歯が出てきた。
人から口臭があると言われる。

以上の項目に1つでも当てはまったら、歯周病の恐れがあります。歯科医院の健診に行きましょう。

チェックがない場合

チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため1年に1回は歯科検診を受けましょう。

★歯周病の原因

お口の中にはおよそ400~700種類の細菌が住んでいます。

これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくつつきます。

これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。

この歯垢1mgの中には約10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細苗が多く存在していと言われています。

この歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。

歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周囲に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けていきます。

歯周病とは、この歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。

歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

★歯周病って治るの?

現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。

近年、歯周治療は急速な進歩を遂げています。以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができるのです。まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。そのためには・・・

  1. 正しい歯ブラシの方法で毎日実行することが大切。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切です。
  2. 歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去する。
  3. 傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にする。
  4. 健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受ける。

 (日本臨床歯周病学会HPより一部引用)

いかがでしたか?もし思い当たることがありましたらお気軽にご相談ください★

適切なケアで、健康なお口を保ちましょう(^^♪

中津まさデンタルクリニック 06-6373-8825(歯はにっこり)



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