ジルコニアとはオールセルミックに分類される修復素材の一つで、比較的大きな詰め物や被せものに用いられます。とても硬いので、オールセラミックでありながらも力のかかる奥歯で使用可能。最近ではジルコニアセラミックをメインで用いるケースが増えており、信頼性の高い材料と言えます。
主訴 |
上顎大臼歯、白い被せ物を希望。 |
---|---|
治療内容 |
歯の根の治療後、歯型を採ってジルコニアクラウンで審美修復。 |
通院期間・回数 |
約二ヶ月、通院回数5回 |
費用 |
¥132,000(臼歯価格・税込) |
副作用・リスク |
強く長く噛み続ける事で破損する可能性。 |
経年的に取れる、破損する可能性。 | |
修復素材の隙間から二次的虫歯が発生する可能性。 |
写真1 |
治療前 |
---|
写真2 |
治療後 |
---|
コンポジットレジンはもちろん、e.maxであっても適応範囲は決まっています。しかし、ジルコニアは単冠症例であってもブリッジ症例あっても、奥歯であっても応用可能。前歯で用いるケースも多く、ジルコニアセラミックが歯科治療のニュースタンダードと言っても過言ではありません。