写真1をご覧頂くとお解り頂けますが、治療前は全体に歯茎が赤く腫れており、初診時の歯周ポケットは8mm(標準は2mm)もあり、歯茎からは出血も見られ、歯のグラグラしていました。
理想的にはフラップ手術(歯茎の切開を伴う外科治療)ですが、患者様の希望でそれは避けて治療。麻酔をした上でSRPという歯茎の根っこについた歯石を取る治療をおこないました。
主訴 |
歯槽膿漏による歯茎の腫れ、痛みの改善を希望。 |
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治療内容 |
浸潤麻酔下による歯石取りとブラッシング指導。 |
通院期間・回数 |
約6ヶ月、通院回数10回 |
費用 |
健康保険適応 |
副作用・リスク |
一時的な歯の痛みなど。 |
歯肉の腫脹解消による歯肉退縮。 |
写真1 |
治療前 |
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写真2 |
治療後 |
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SRP(歯石除去)後、歯肉は安定して歯槽骨も少し回復しました。
術後は月1回ほど経過を見させてもらい、プラークコントロールを良くして頂きながら、夜寝る時にはマウスピースも使って頂いて状態維持を目標に経過を見ています。
写真1 |
SRP前 |
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写真2 |
SRP後 |
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歯周病治療は1度治すと終わりという物ではありません。
継続的なご自宅でのケアと、定期的にお越し頂いて行うプロフェッショナルケアの両方が必要です。当院の歯科衛生士は専門的なトレーニングを積んでおり、技術と応用力は高いです。
歯周病でお悩みの方は当院までご相談ください。